MUSKAのメモ

メモなのでけっこうすぐ消えます。

『漫画家という職業』&ブノワ・ペータースと谷口 追記:高浜 寛

「 漫画家という職業- ブノワ・ペータースのドキュメンタリ」

Profession Mangaka, documentaire de Benoît Peetersというビデオを見つけました。

www.dailymotion.com

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「 私は何でも描いてみたい、何でも漫画化してみたいというのが私の本当の気持ちなんですよ。できれば、不可能かもしれないんですけど、哲学書みたいなものでも漫画で表現したい、なんてことも考えたことがあります」

印象的なことば。 

谷口ジローのほか、二人の漫画家にインタビューしている。

二人とは、古屋 兎丸(1968年生まれ)と魚喃 キリコ(なななん キリコ、1972年生まれ)。2004年ARTE局の制作。 

ブノワ・ペータース(Benoît Peeters、1956年 - )

来日も多く、日本でも有名なBD作家のひとりだと思う。むしろBD原作者というべきか。作画を担当するベルギー人フランソワ・スクイテンと組んで傑作を生みだしてきた。二人は幼馴染でブリュッセルっ子なのである。『闇の国々』シリーズがすばらしい。ペータースはBD原作のみならず、小説家でもあり、映像作品も作るという、活動の範囲は大変に幅広い。タンタン研究でも有名で、ロラン・バルト指導下で社会科学高等研究院において『タンタンの冒険』テーマの博士論文を書いている。創作もし、研究者である人は大変に珍しいと思う。

 2010年にはフランスの哲学者ジャック・デリダの初の伝記を刊行した。

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Manga : benoît peeters radiographie l’œuvre de taniguchi — Mangas | Bookwitty

 

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2009年カステルマン社での夕食会。

後列左:谷口、前列左:ペータース。

谷口がなくなって数か月後に Aurélie Champagneがペータースにインタビューしてまとめた記事である。ペータースは2012年に谷口との対話をまとめた本『描く男』を出版した。通訳はカンタン(Corinne Quentin)、翻訳者でもあり、最高のトリオといえる。

尊敬と友情を感じる二人の作家の、真摯で率直、熱き意見交換の書物・・・私は早く読んでみたいと思っている。そのあとでまた何か書けると思う。 

去年2017年のアングレームにメランション氏が来場。

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2月8日にペータース氏の講演会があるようですね。

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 大変にグルメで、お料理もするかたということです。

http://plus.lesoir.be/136640/article/2018-01-27/festival-dangouleme-un-instant-culinaire-mystique

http://plus.lesoir.be/sites/default/files/dpistyles_v2/ena_16_9_extra_big/2018/01/27/node_136640/13249139/public/2018/01/27/B9714557871Z.1_20180127121759_000+GR3AJ0O0K.2-0.jpg?itok=EKKTe1fh

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Aurélia Aurita(右の女性、イラスト担当)さんと共著で料理エッセイ本も。

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Quand Benoît Peeters est tombé dans la marmite !

"Libération"紙に載った記事

https://pbs.twimg.com/media/DTzhJqZX0AEpVNQ.jpg:large

bibliobs.nouvelobs.com

https://media.nouvelobs.com/ext/uri/ureferentiel.nouvelobs.com/file/16505159.jpg

 

Comme Un Chef

www.rtbf.be

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https://ds1.static.rtbf.be/article/image/770xAuto/7/a/a/7ef57fb6bea3236149c546e7795a4142-1521290441.jpg

 去年2017年12月の講演です。

https://pbs.twimg.com/media/DPu5MwvXUAA7s8k.jpg:large

40年まえに月刊誌 "(à suivre)". は生まれた。感慨深いでしょうね。

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闇の国々』翻訳者・原正人氏

news.honzuki.jp

・・・(ブノワ・ペータースについて)

僕自身が関心を持っているのはBDの研究者の側面です。タンタン研究もそうですが、彼は理論的な本も書いてまして、こういう本もいずれ訳されるといいですよね。

『線が顔になるとき』(人文書院)と『マンガのシステム』(青土社)が訳されているティエリ・グルンステンと共著でBDの始祖ロドルフ・テプフェールを論じた本もあり、非常に刺激的な論考を発表しています。・・・

 ブノワ・ペータース氏、興味深い人物です。

🌸追記:ブノワ・ペータース氏からいろいろなことを教わるが、今回は高浜 寛(たかはま かん)さんという漫画家を教えてもらった。

ルモンド紙に大きな記事が出ている。

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www.lemonde.fr